「モチーフ」と「プロット」の重要性について書きたいと思います。
一生懸命ネット小説を書いてはいますが、いまだに正しい小説の書き方を知らないniyutaです。
私は小説の書き方の基本を知りません。
起承転結ぐらいは考えますが、詳細なプロットを作ったり、細かい人物表を作成したりはしませんでした。(モチーフという言葉もつい最近知ったばかりです)
いつも思いつくままに書くのです……
しかし、小説を書くにあたって、こんなことでは絶対にいけません!!
なので、最近は「小説の書き方」本(ボン)なるものををたくさん読んでいます。
そして自分なりに小説の書き方を考えてみました。
今回は小説のモチーフとプロットについてです。
目次
小説の「モチーフ」と「プロット」を考える
「モチーフ」と「プロット」の考え方についてイメージが湧きやすいように、実際に私が書いているネット小説を題材にしてみます。
この小説は思いつくままに書き始めてしまい、ある「小説投稿サイト」に投稿しはじめたら、1,500ページを突破しても、いまだ終わる気配を見せず……途中からギャグなのかシリアスなのかも分からなくなってしまった……私の……自信作です(嘘つけ!!)。
いちよ、イメージしやすいようにこのネット小説の中身を端的にいうと、「少女のような外見の馬鹿強い少年海賊が、ある国の海賊嫌いの海軍少将(女性)に命を助けられ、彼女の恩に応えるため、命をかける」という……自信作です(嘘つけ!!)。
私が勝手に考える小説の作り方?
1. 小説のモチーフを考える
モチーフ……意味を調べると「動機」「主題」「理由」と書いてあります。
アイデア以前のつまり小説の方向性?もしくは根底に流れるものでしょうか?
これについては、アイデアが出てから、モチーフを考えると教えている「書き方」本もありました。
私の「ネット小説」の「少年海賊」であれば・・・義理人情?もしくは立場(海賊と海軍少将)を越えた禁じられた愛?となるのでしょうか?
2. 小説のアイデア出し
アイデア……意味は思いつき、着想だそうです。
私の「少年海賊」でいうなら……まるで美少女のような少年が、シャムシールという、どでかい武器を片手に悪人をバッタバッタとやっつける……がアイデアでした。
あと、登場人物についてもこの時点で大体考えるようです。
3. 小説のプロットを作成する
プロットとは……小説の筋書きのようなものです。
ほとんどの「書き方」本で、プロットはかなり重要視しています(当たり前ですが……)。私の最も好きな「書き方」本でも「プロットは小説の最大必要条件の一つ」と書いてありました。
プロットの作成の仕方については下記の記事をご参照ください。


小説にとって「モチーフ」と「プロット」はどっちが重要?
さて、ここでいろいろな「小説の書き方」本を読んでいて思ったのですが、小説を書く上で重要なものは下記の順番ですと主張する本と……
1. モチーフ(テーマ)
(2. アイデア(登場人物))
3. プロット
いや、いや、小説にとって重要なのは下記の順番ですと書いてある「書き方」本があります。
1. プロット
(2. アイデア(登場人物))
3. モチーフ(テーマ)
どちらが、正しいのか?
どちらも正しくはあると思いますが、私は小説を書く上で最も重要視したいのはやはり「プロット」だと思います。「プロット」がしっかりしていないと小説に統一性が無くなるような気がします。
以下、私が最も参考になった「書き方」本からの引用です。
プロットが、小説のなかで起こるいろいろなできごとに秩序と首尾一貫性をもたらすように、テーマはプロットに目的と意味をもたらす
つまり、プロットがしっかりしていない小説は秩序無く、首尾一貫性が無いと言うことです……最初からプロットをしっかり作成していたら、私の「少年海賊」も1,500ページになったり、物語があっちに行ったりこっちに行ったりしなかったでしょう……
みなさんは小説を書く前に、しっかりとプロットを固めてくださいね。そうしないと、小説が1,500ページを越えたり(そんな小説、読む人がいません)、なんのジャンルだか分からないような小説が出来てしまいますよ。
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