
ただダラダラと長いだけのモンスター(小説)が出来上がりした……トホホ……
こんにちは、しっかりしたプロットも作らずに「小説投稿サイト」に自分の「ネット小説」を投稿し始めて、大変な事になっているniyutaです。
ダラダラと書き続けて、その「小説投稿サイト」内でページ数が1,500ページを越え、ストーリー・ラインもグチャグチャ、メリハリも無いモンスターへと育ちつつある我が「ネット小説」……
慌てて「小説の書き方本」で「プロット」・「ストーリー・ライン」の作成の仕方を勉強したのですが、「プロット」と「ストーリー・ライン」について知れば知るほど自分の浅はかさを呪いたくなります。
勉強した内容は下記記事に書いてある通りなのですが・・・





どうしよう?もう取り返しがつかない・・・
目次
と言うわけで、「小説の書き方本」から学んだ、現在の自分の「ネット小説」の悪い点を分析します
起承転結を過不足なく書ける、小説の最小単位とは?
「400字詰め原稿用紙で5枚」(ぐらい)が起承転結を過不足なく描ける、小説の最小単位だそうです。
そして、どんなに長い・・・何千枚・何十巻ある小説も、この「5枚のかたまり」の積み重ねで出来上がっているそうです。
(つまり、長いお話の中にある小さな起承転結(5枚のかたまりの連続)がメリハリ?)
短編小説(原稿用紙30枚程度)
原稿用紙5枚 × 4(起承転結)= 20~30枚
(起承転結を書ける最小単位5枚のひとかたまりを、それぞれ「起」・「承」・「転」・「結」にして、約原稿用紙30枚の短編小説が出来上がる)
中編小説(原稿用紙100枚程度)
原稿用紙30枚 × 4(起承転結)= 100~120枚
(30枚のかたまり(短編小説一つ分)を、それぞれ「起」・「承」・「転」・「結」にして、約100枚の中編小説が出来上がる)
長編小説(原稿用紙300枚)
原稿用紙100枚 × 4(起承転結)= 300~400枚
(100枚のかたまり(中編小説一つ分)を、それぞれ「起」・「承」・「転」・「結」にして、約原稿用紙300枚の長編小説が出来上がる)
(とある「小説の書き方本」曰く)小説は題材が決まった時点で何ページで仕上がるか分かるそうです(マジか?)。
題材の内容に反して、ページ数を増やそうとしたり減らそうとすると作品の質は悪くなるとの事。(内容が水増しされたり、はしょられる事になるので)
そしてページ数の目安に出来るのが以前の記事

で書いた「ハコガキ」の数です。ハコガキ一つ(1シーン)を400字詰め原稿用紙5枚に換算するそうです。(あくまでも目安です)
つまり、題材を決めます。ハコガキという方法でプロットに作成します。
その時にシーンが20シーン(ハコガキ20個)になれば、1シーン原稿用紙5枚×20シーンで原稿用紙100枚・・・つまり中編小説になるそうです。
400字詰め原稿用紙という考え方
私の場合、プロットも考えずに「ネット小説」を書き始めただけでも痛いのに、1シーン毎に起承転結を入れるという考え方もしていませんでした。痛いことだらけです。
今まで、私は自分の「ネット小説」の1ページの文字数にはかなり気を使っていました。
たまたま私が小説を投稿している「小説投稿サイト」は1ページの文字数制限が1,000文字でした。ですので私は「ケータイ小説」を書く時は決まって600?700文字毎で1ページを区切って書いていました。(それ以上の文字数で書くと、後から読み返して加筆が必要になった時に困るので……)
1ページの文字数には気を使うのですが……しかし、それをダラダラ書き連ねるだけでメリハリはありません。
1ページの文字制限が1,000文字の「ケータイ小説投稿サイト」でのメリハリのつけ方
前フリが長くなりましたが……つまりこういう訳です。
1ページの文字制限が仮に1,000文字の「ケータイ小説投稿サイト」で小説にメリハリをつける場合の目安
ちなみに「ケータイ小説投稿サイト」によって、1ページの文字制限が違います。
例:
・E★エブリスタ・・・1,000文字
・野いちご・・・1,000文字
まず、文字数制限が1,000文字であっても、1ページを800文字になるように書きます。
そして1シーンを2ページ半?3ページで書きます。この1シーンの中にまず起承転結を入れます。
そして4つのシーンで起承転結を作ります。(ひつこいですが、下記ページ数は小説投稿サイトに1ページ800文字で投稿した場合のページ数です)
短編小説
・1シーン ー 起 ー 2~3ページ (2,000文字程度)
・2シーン ー 承 ー 5ページ(4,000文字程度)
・3シーン ー 転 ー 7~8ページ(6,000文字程度)
・4シーン ー 結 ー 10ページ(8,000文字程度)
上記が400字詰め原稿用紙20枚にあたり、短編小説ぐらいの長さ
そして上記をひとかたまりとして、起承転結の4つに分けます。
中編小説
・1~4シーン ー 起 ー 10ページ (8,000文字程度)
・5~8シーン ー 承 ー 20ページ(16,000文字程度)
・9~12シーン ー 転 ー 30ページ(24,000文字程度)
・13~16シーン ー 結 ー 40ページ(32,000文字程度)
上記が400字詰め原稿用紙80枚にあたり、中編小説ぐらいの長さ
そしてさらに、上記をひとかたまりとして、起承転結の4つに分けます。
長編小説
・1~16シーン ー 起 ー 40ページ (32,000文字程度)
・17~32シーン ー 承 ー 80ページ(64,000文字程度)
・33~48シーン ー 転 ー 120ページ(96,000文字程度)
・49~64シーン ー 結 ー 160ページ(128,000文字程度)
上記が400字詰め原稿用紙320枚にあたり、長編小説ぐらいの長さ
上記のように程よく起承転結を置くと「ネット小説」にもいい具合にメリハリが出来ると思います。
これからは私も、「ケータイ小説投稿サイト」に投稿しながらも、闇雲に書いていくのでは無く、400字詰め原稿用紙何枚分との意識を持ってメリハリのある「ネット小説」を書いていこうと思います。

下記は少し古い本ですが、私が小説の書き方を学ぶのに大変為になった小説の書き方本です
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